Machiya Magazine
Machiya Magazine A BLOG BY MACHIYA INNS & HOTELS

京都の新緑を楽しむ
おすすめスポット10選
<2021年初夏編>

京都では美しい青もみじが見られるこの季節。新緑の爽やかさや美味しい空気は、京都の紅葉にも負けないくらいの魅力を放ちます。

今回は「町家インズ&ホテルズ」のスタッフ自身が大好きな、京都の“通”な楽しみ方や穴場を大公開。やっぱり外せないメジャーな観光地の独自の楽しみ方なども、新緑の美しい写真も交えながらご紹介。

美しい写真を見ながら空想の旅行気分を味わったり、次回行く京都旅の情報収集としても是非、ご活用ください。

京都好きなら、
ちょっと通な京都観光

1. 宝泉院 (大原)

The ceiling of Hosen-in Temple, uses the former wooden floorboards of Fushimi Castle. It is known as a "bloody ceiling", as you can still see the bloody outlines of samurai who committed seppuku during the war. These floorboards are used in various temples to honor the spirit of the samurai.

Photo by MACHIYA INNS & HOTELS ©️

京都市の北東部に位置する大原。のどかな風景が広がる緑豊かな里山には、三千院などの古いお寺が点在します。

中でもおすすめが宝泉院。「額縁庭園」とも呼ばれる、方丈からの柱や鴨居を額縁に見立て、絵のように美しく映える庭・盤桓園(ばんかんえん)があります。「盤桓」とは「立ち去りがたい」という意味で、四季折々の景色が素晴らしいお庭です。「白い巨塔」などの著書でも知られる山崎豊子の小説「不毛地帯」の舞台になったお庭でもあります。小説に描かれた通り、夕方の情景も見事。

Photo by MACHIYA INNS & HOTELS ©️

地元スタッフのおすすめポイント

「宝泉院」はこじんまりした寺院ですが、見所がたくさん。京都市の天然記念物である見事な五葉松、血天井、そして是非、「理智不二(りちふに)」という二連式の水琴窟(日本庭園の装飾の一つ。水滴の音を反響させる仕掛け)の音色も聞いてください。両方の音が微妙に異なるので、どちらも聞くのをおすすめします。癒しの音色です。


2. 瑠璃光院

Photo by MACHIYA INNS & HOTELS ©️

美しく映り込む紅葉の姿が、フォトジェニックな瑠璃光院。
普段は非公開ですが、毎年春秋のみに特別公開が行こなわれます。(2021年の春の公開は6月15日まで)

数十種類の苔が美しい瑠璃の庭、錦鯉が泳ぐ臥竜(がりょう)の庭や数寄屋建築の名人とされる中村外二による建築など、通な見所がたっぷり。八瀬の里のみずみずしい緑の中でゆったりとしたひとときを過ごせます。

Photo by MACHIYA INNS & HOTELS ©️

地元スタッフのおすすめポイント
叡山電車の「八瀬比叡山口駅」から徒歩5分の瑠璃光院。
路面電車である叡山電車沿線は、「修学院離宮」「詩仙堂」などの観光地のほかに、一乗寺のラーメン街や芸大の近くのお洒落なカフェが多い茶山など、おすすめスポットがいっぱい。叡山電車は終点のある出町柳から京阪へと乗り継ぎができるので、街中からもアクセスしやすい電車です。

3. 法然院 (哲学の道)

Photo by MACHIYA INNS & HOTELS ©️

銀閣寺から永観堂付近まで続く約1.5㎞の哲学の道。
世界に禅を知らしめた哲学者・西田幾多郎が散策したことからこの名前がつきました。春は桜、秋は紅葉と四季の景観が美しく、こじんまりとした風情ある寺社が点在します。
そのうちのひとつ、法然院。特に山門を入ったところに積まれた盛り砂「白砂壇(びゃくさだん)」にご注目ください。平たく積まれた白い砂壇に、季節によってさまざまな模様が施されます。

銀閣寺にも丘のような形の向月台(こうげつだい)と銀沙灘(ぎんしゃだん)と呼ばれる2つの盛り砂があります。向月台はかつてこの上にのぼって月を待ったとも、銀沙灘は月の光を反射する役目のものとも言われます。
これらの砂には「白川砂」と呼ばれる京都特産の砂が使われています。

地元スタッフのおすすめポイント
哲学の道は桜や紅葉で有名ですが、5月下旬から6月、特に梅雨の時期に蛍をみることができます。特に蛍が多いのが、珍しい狛ネズミのある大豊神社の近く。
哲学の道は、地元民にとって蛍の鑑賞スポットとして有名です。夜間でも人や明かりもある程度ありますが、足元に気をつけて静かにお楽しみください。

4. 芬陀院 (東福寺塔頭)

As the temple met with 2 large fires in the past, famed landscape artist, Mirei Shigemori, rebuilt the garden that we see today in 1939.

Photo by MACHIYA INNS & HOTELS ©️

京都駅から一駅、紅葉と通天橋で有名な東福寺。
その塔頭のひとつ、芬陀院(ふんだいん)は、室町時代の画師・雪舟が作庭した庭が残るため、別名を「雪舟寺」とも言います。庭はさまざまな歴史を経て、昭和の作庭家・重森三玲により復元されました。鶴亀の庭、茶室「図南亭(となんてい)」の丸窓からみる東庭、紅葉の押し葉が施された障子など美しい景色を味わえます。

There is also a smaller garden on the east side, that you can admire through the round tea ceremony room window.

Photo by MACHIYA INNS & HOTELS ©️

地元スタッフのおすすめポイント
芬陀院のお庭は、すべて建物の中から眺められるので、雨の日でもゆったりお楽しみいただけます。
雨に濡れた苔の様子が美しいですよ。

5. 光明院 (東福寺塔頭)

There are a total of 75 rocks in the zen rock garden at Komyo-in Temple!

Photo by MACHIYA INNS & HOTELS ©️

こちらも東福寺の塔頭、光明院。「波心庭(はしんてい)」と呼ばれる砂、苔の中に石を配した枯山水庭園を持ちます。春は桜とツツジ、夏は緑、秋は紅葉と、四季に応じた植物が彩りを添えるため別名「虹の苔寺」とも呼ばれます。

The outdoor corridor of the larger hall is made of a single wood plank - over 8m long!

Photo by MACHIYA INNS & HOTELS ©️

地元スタッフのおすすめポイント
光明院の庭園も、芬陀院と同じ重森三玲による作庭。
特に「波心庭」は、重森三玲の代表作で世界的にも有名な「東福寺本坊庭園(八相の庭)」と同時期に作庭されたもの。「波心庭」も氏の初期の傑作庭園のひとつと言われます。
和の中にどこかしらモダンな雰囲気のある昭和の名庭をめぐる旅はいかがでしょうか。

6. 等持院

This painting was painted by the former head of Tenryuji Temple, Bokuou Seki.

Photo by MACHIYA INNS & HOTELS ©️

足利将軍の菩提寺である「等持院」。禅宗の祖とされる「達磨大師(だるまさん)」の絵でも有名ですね。
2つの池を中心に池泉回遊式庭園があり、特に東側の心字池(しんじいけ)の庭は夢窓疎石の作庭と伝えられます。
境内は四季折々の花が咲くため、年間を通して様々な風景をお楽しみいただけます。
地元スタッフのおすすめポイント
歴代の足利将軍と徳川家康の木像がならぶ霊光殿は、歴史の重みに圧倒されます。
お庭を眺めながらの抹茶とお菓子(500円)もおすすめですよ。

一度は訪れたい、
マストな京都観光

7. 伏見稲荷大社

Photo by  左:Ultra TakaBo-さん / 中央・右: MACHIYA INNS & HOTELS ©️

全国にある「お稲荷さん」の総本宮・伏見稲荷大社。幾重にも重なる朱い鳥居が神秘的なフォトジェニックな観光スポット。外国人観光客に大変人気の観光スポットで、近年は大混雑していましたが、現在は落ち着きを取り戻しています。

地元スタッフのおすすめポイント
24時間参拝が可能な伏見稲荷大社。混雑を避け、ゆったりと巡るのであれば早朝6時から9時までの参拝がおすすめです。現在、お札・おみくじなどの授与は8時半からとなっているため(2021.5.6現在)最初にお参りして最後に行くのが良いかもしれませんね。
京都駅から電車を使って5分ほどでアクセスできるので、夜行バスなどで早朝京都駅に着いても、即観光が可能です。
また、神社のある稲荷山を散策する「お山めぐり」もおすすめですよ。所要時間は約2時間ほど。京都市内を一望できる絶景スポットなどもあります。

8. 清水寺

It is said that a monk name Kenshin built what would be the foundation of Kiyomizu Temple in 778, when he had a dream telling him to head towards Otowayama.

Photo by MACHIYA INNS & HOTELS ©️

京都観光といえば一番にあげられる清水寺。京都市内を一望できる本堂の舞台はあまりにも有名です。
清水寺の本堂は「平成の大改修」として2017年から3年間修理が行われており、その美しい姿を完全に見ることはしばらくできませんでしたが、2020年の12月に工事が完了。桧皮葺の屋根の葺き替えなど修理が終わったばかりの清々しい姿の清水寺を訪れてるのも良いかもしれませんね。
地元スタッフのおすすめポイント

清水寺の仁王門から舞台に至るまでにある「西門」。昔から、西に面したこの門から、京都の西山に落ちる夕日を見るのに素晴らしい場所とされてきました。そばの「三重塔」も日本最大級の高さで約31m。どちらも重要文化財に指定された極彩色の美しい建築なので、じっくりと見ることをおすすめします。清水寺は早朝6時から開門しているので、混雑を避けるなら早朝の参拝がベスト。

朝の新鮮な空気の中ゆったりと観光できますよ。

9. 祇園

A side street just left to Hanamikoji Street in Gion.

Photo by MACHIYA INNS & HOTELS ©️

舞妓さんや美しい花街の風景で有名な祇園。清水寺とならんで代表的な京都の観光スポットです。
石畳の花見小路を中心に高級料亭が軒を連ねます。近年は元お茶屋の建物を利用したショップやカフェも増え、お手軽に花街の雰囲気を味わうことができるようになりました。

観光地の多い東山エリアの中心に位置する祇園は、徒歩でいろいろな観光地にアクセスが可能。
二寧坂・産寧坂ぞいに南に下がると清水寺方面へ、白川沿いに北に上がると平安神宮のある岡崎方面へ、東に進むと鴨川を渡って京都一の繁華街・四条河原町へと行くことができます。他の観光地へのアクセスの良さに加え、グルメ・観光・ショッピングすべてが楽しめる祇園。まさに京都観光では外せないスポットです。

地元スタッフのおすすめポイント

こちらも人の少ない早朝の散策がおすすめ。風情あふれる花街の風景を独り占めできますよ。

また、祇園の中心部では、観光客ではない本物の舞妓さんを見かけることもしばしば。お座敷のある夕方頃や昼下がりのお稽古に向かう舞妓さんの姿があります。そんな時は、とても素早く向かわれます。無理に写真をねだらず、美しい姿を心に焼き付けるのもおすすめです。

Near Hanamikoji Street is Kenninji Temple, the oldest Zen temple in Kyoto.

Photo by MACHIYA INNS & HOTELS ©️

「町家インズ&ホテルズ」ではご宿泊の方向けに「朝の衹園散策ツアー」を行なっています。地元在住のガイドさんが、地元ならではのガイドブックには載らない祇園の裏側をご紹介いたします。
https://www.kyoto-machiya-inn.com/jp/gion-tour/

10. 嵐山 (竹林の小径)

There are over tens of thousands of bamboo in the area, some standing more than 10m tall.

平安京のあった昔から貴族たちの別荘地であった嵐山。春の桜、秋の紅葉の景観でも有名です。CMなどでも使用される竹林の小径は嵐山を代表する観光スポット。背の高い竹やぶの中は、暑い夏でも涼しげな趣が漂います。
そんな竹林の小径の入り口の野宮神社も是非立ち寄ってみてください。平安時代、伊勢神宮に仕える斎王が身を清めた場所として伝えられ、「源氏物語」にも登場します。「縁結び」「子授け・安産」の神様として、女性に人気の神社。珍しい黒木でできた鳥居や小柴垣が趣たっぷりです。
地元スタッフのおすすめポイント
京都の中心から嵐山へはバス、JR、阪急電車と様々なアクセス方法があります。
中でもスタッフがおすすめしたいのは「嵐電」と呼ばれる「京福電気鉄道」。京都市街を走る路面電車で、どこか懐かしい雰囲気が漂います。「蚕ノ社(かいこのやしろ)」「帷子ノ辻(かたびらのつじ)」などの珍しい駅名や、京都のローカルな街並みを背景に嵐電の走る様子も楽しめますよ。

Photo by 左:Pop-sanさん / 右:Kissyさん


いかがでしたか?

京都の魅力、底力を感じられるスポットはまだまだたくさんあります。
この他にもご紹介しきれていないスポットが多数ございますので、今後も少しずつご紹介していきたいと思います。お楽しみに!

 

京都の町家を改装した宿で、京都に暮らすように滞在を楽しんでみませんか?

 

1. 宝泉院2. 瑠璃光院までバス1本でアクセス至便なデザイナーズ町家ホテル「THE MACHIYA EBISUYA」。京都一の繁華街四条から一本入った場所にあり、賑やかなエリアでありながら静かな環境。すべての客室に、京都にゆかりのあるアーティストが手掛けた一点物のアートがあり、わくわくするデザインが散りばめられています。

 

3. 法然院 (哲学の道) までは市営地下鉄一本で行ける「THE MACHIYA VILLA 三条しらかわ小路」が便利。風情ある白川沿いの4連棟町家(町屋)で、人気の東山エリアに佇みます。散策だけでも、京都らしい風情を十分に楽しめる立地ですよ。

 

4. 芬陀院5. 光明院7. 伏見稲荷大社へのアクセスに便利なのは「町家レジデンスイン こはく庵」。東福寺も徒歩圏内の町家(町屋)で、伏見稲荷大社へも徒歩でアクセス可能。天井の高い開放的な居間があり、落ち着きのある、どこかほっとする雰囲気の町家宿です。

THE MACHIYA EBISUYA / THE MACHIYA VILLA / こはく庵 (Photo by MACHIYA INNS & HOTELS ©️)

 

6. 等持院 と 10. 嵐山 へは一棟貸しの町家(町屋)宿「町家レジデンスイン 吉御座(よしみぐら)」がおすすめ。徒歩3分の京福「四条大宮」駅より、記事でもご紹介した京福電車に乗ってアクセスできます。瓢箪などの縁起の良いモチーフが散りばめられ、パワーをもらえる宿です。

 

8. 清水寺 観光に便利なのは町家の宿「THE MACHIYA KAMIUMEYA」。人気の東山エリアにあり、清水五条駅まで徒歩5分、清水寺、祇園、東本願寺まで徒歩圏内で観光に最適な立地です。

 

9. 祇園 へのアクセスは宮川町の石風情ある石畳を路地奥に入ると佇む一棟貸しの町家(町屋)宿「町家レジデンスイン つき草庵」がとても便利。丸い五右衛門風呂風の浴槽や純和室から坪庭が望め、京都らしい宿泊体験ができます。

吉御座 / THE MACHIYA KAMIUMEYA / つき草庵 (Photo by MACHIYA INNS & HOTELS ©️)

 

このほか、「町家インズ&ホテルズ」には京都の伝統家屋である「町家(町屋)」をリノベーションした宿泊施設が多数あります。お一人様、カップル、ご家族、グループ、様々なシーンで、日常のようにリラックスしながら、伝統的な趣ある非日常の空間をお楽しみいただけます。

 

町家インズ&ホテルズ

公式サイトへ

投稿日:2021-05-13
カテゴリ:
MACHIYA INNS & HOTELS(町家インズ&ホテルズ)は、
京都や金沢の伝統家屋である「町家(町屋)」や古民家をリノベーションした宿泊施設です。
お一人様、カップル、ご家族、グループ、様々なシーンで、日常のようにリラックスしながら、
伝統的な趣ある非日常の空間をお楽しみください。 町家インズ&ホテルズ公式サイト