Machiya Magazine
Machiya Magazine A BLOG BY MACHIYA INNS & HOTELS

混雑を避けて楽しむ!
京都の隠れた桜の名所5選

京都といえば、自然と歴史が織り成す和の雰囲気があふれる風情のある美しい町並み。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は真っ白な銀世界と一年を通して四季を色濃く感じられます。そんな京都にも、まもなく暖かな日差しが心地よい麗かな桜の季節が訪れようとしています。

今回は密を避けながらゆったりと京都の桜を楽しめる、あまり知られていない隠れた穴場スポットをご紹介します。混雑をさけながら、朗らかな気分で春の京都をお楽しみください。


1. 哲学の道〜銀閣寺前

京都で桜の名所として有名な哲学の道は銀閣寺と南禅寺の間を結ぶ約2kmに渡る散歩道で、桜の季節は染井吉野や大島桜など約400本の桜が作るトンネルを楽しむことができます。「日本の道100選」にも選ばれており、日本画家  橋本関雪によって寄贈された桜がはじまりとされ、関雪桜とも呼ばれています。 そんな哲学の道の中でも実は…穴場であるのが「銀閣寺周辺」です。多くの観光客は散策のスタートに京都の中心地に近い南禅寺側を選びます。一方で銀閣寺周辺は、地元の人だけがゆったりと桜を見に来る場所としてあまり混雑しないお花見スポットです。

地元スタッフのおすすめポイント

桜が舞い散り運河に降り積もったピンクの絨毯がとても美しく、満開の時期に疏水の傍に咲き誇る桜のトンネルは、思わずうっとりと見惚れてしまうほど。疏水と桜が一枚の写真に収まる光景はまさに和の情緒たっぷり。立ち止まって写真を撮ったり、ゆっくり眺めたい時は、疎水に多数架かる橋を活用するのがおすすめです。 

また、散策するなら早朝がおすすめ。人が少ないため自分のペースでのんびり堪能することができます。宿に泊まった翌朝、少し早起きして朝の清々しい空気を感じながらお散歩してみるのはいかがでしょうか。

哲学の道〜銀閣寺前

住所:京都市左京区銀閣寺町・浄土寺石橋町 

バス:JR京都駅から市バス100系統で「銀閣寺前」下車

または市バス5系統で「銀閣寺道」下車。

鉄道+バス:京都市営地下鉄烏丸線「丸太町駅」下車→市バス204系統で「銀閣寺道」下車または「今出川駅」下車→市バス203系統・102系統で「銀閣寺道」下車


2. 鴨川沿い〜七条から九条

写真:Photo AC

鴨川河川敷の桜並木は、清流と周囲の山々と桜が混ざり合い、動植物たちも目にすることができる自然美あふれるお花見スポット。三条大橋から四条大橋までが花の回廊と呼ばれ、枝垂れ桜やソメイヨシノの他、枝垂れ柳などを見ることができます。
枝垂れ桜のトンネルを歩きながら対岸の桜並木を眺められるのも楽しみのひとつ。 七条までが桜の名所として人気ですが、実は七条以南にもあまり知られていない絶景スポットが存在します。

地元スタッフのおすすめポイント

鴨川沿いの桜の中でも特に人気がある場所は祇園四条〜七条ですが、意外と穴場であるのが七条から九条の間。人が少なくゆったりと桜を鑑賞できます。そよ風に揺られ、桜と木漏れ日がキラキラと煌めく様子を眺めていると、心が癒されていくよう。
とくに、圧巻の桜が見られるのは塩小路通を下ったあたりです。塩小路橋からの桜の眺めは壮観。 満開時は密度の高い豪快な桜がとても美しいです。

鴨川沿い〜七条から九条

住所: 京都市下京区川端町

鉄道: 阪急電車京阪本線「京阪七条駅」下車すぐ 


3. 京都府立植物園

江戸末期から日本有数の130品種の桜を保有する京都府立植物園。早咲きの桜は3月中旬頃から、遅咲きの桜は5月上旬から順次開花し、長期に渡って楽しめるのが魅力です。なかでも3月末頃に見頃を迎える大枝垂桜が圧巻!高さ14m、幅20mにも及ぶ大きな枝垂桜は園の春の目玉として堂々たる 存在感を放っています。また4月になるとソメイヨシノが見頃を迎え、チューリップと桜がコラボした色鮮やかで可愛らしい景色を楽しむことができます。4月上旬はお花見客が増えてくるので、3月中頃〜末頃のまだ人が少ない時期がおすすめです。一足早く満開の桜を見ることができるのもここならでは。

地元スタッフのおすすめポイント

4月に開催されるサトザクラ展にあわせて、桜に詳しい植物園スタッフが興味深いお話をしながら園内を案内するツアー「桜散歩」はオリジナリティ溢れた企画で、桜好きの方にはおすすめです。1時間ほどで参加費は無料。桜全体を眺めるだけではなく、一つ一つの花を注意深く見ているうちに桜に愛着が湧いてきます。また、京都府立植物園のすぐ側には桜の名所である半木の道もあるので、桜スポット巡りと一緒に立ち寄ってはいかがでしょうか。

京都府立植物園

住所: 京都府京都市左京区下鴨半木町 

鉄道: 京都市営地下鉄「北山駅」下車すぐ 

営業時間:9:00-17:00(入園は16:00まで) 入園料:大人200円/子供150円


4. 山科疏水

JR山科駅から北へ10分程歩くと、山科疏水沿いの両岸に咲く約660本もの桜並木に出会えます。ここの見どころは何といっても山桜と菜の花の競演。春らしい色合いの景観に心奪われてしまうことでしょう。散策道が東西に3kmほど続いているのでハイキングもできます。所々に設置されているベンチに座ってお花見を楽しめるのもこの時期の醍醐味。4月上旬頃が見頃です。

地元スタッフのおすすめポイント

どこまでも続く桜並木のトンネルを歩いていると、桜霞の幻想的な雰囲気に包まれます。ゆっくりとお散歩しながら水と桜が織りなす光景を眺めていると心が洗われるよう。同時期に咲く菜の花との調和はとても風情があります。
京都市の中心からは離れているため、比較的人が少ない穴場スポットです。 途中、疏水沿いにある「安祥寺」に立ち寄るのも京都らしさを感じられてまた違った景色を楽しめます。
山科疏水から少し山側に歩いた場所にある「毘沙門堂」も桜の名所なので、そちらも合わせて立ち寄ってみるのもおすすめです。

山科疏水

住所: 京都市山科区 北側エリア 

鉄道: JR琵琶湖線・地下鉄東西線・京阪京津線「山科駅」下車 徒歩10分


5. 高雄の山桜

高雄(尾)山の神護寺、栂尾山の高山寺、槙尾山の西明寺の3つの“尾”で、三尾の名刹をめぐる 「三尾めぐり」がお花見の定番ルートとされています。 

中でも高雄の槇尾西明寺の裏山の景色がとっておき。裏山には山桜・里桜が多く見られ、桜だけでなくミツバツツジも群生しているところが高雄ならではの魅力。桜と一斉に咲き乱れるミツバツツジのコントラストが大変美しく、まさに絶景。 バス停を降りたところから突然目の前に現れるその光景に思わず息を呑みます。桜とミツバツツジ の競演が見られるのは4月から5月にかけてです。

地元スタッフのおすすめポイント

濃いピンク、淡いピンク、白い桜が入り混じり、色鮮やかなその景色は思わずスケッチしたくなるほどの美しさ。山全体が春を喜んでいるかのような迫力のある光景です。 高雄エリアの空気はとても澄んでおり、桜を見ながら清滝川の清流付近を散策するのも気持ちがいいもの。少し疲れたら近くにある茶屋でお団子を食べながらゆっくりするのもおすすめです。 1日時間があるならば清滝に続くハイキングコースを歩いてみるのも◎。山の中から見る山桜はまた違った特別感があります。

高雄の山桜 

住所: 京都府京都市右京区梅ヶ畑西ノ畑町 

鉄道+バス: JR嵯峨野線「円町駅」からJRバス「山城高雄」下車

またはJR「京都駅」から「高雄方 面行」のJRバスで約50分「山城高雄」下車 鉄道+タクシー:JR嵯峨野線「花園駅」からタクシーで約15分


京都は、お寺や神社と桜が融合した古き良き雰囲気が美しく、数多くの桜の名所が存在します。名所の数が多い分、全国的にも有名で人が集まりやすくなる一方で、実は観光客にはあまり注目されていない「地元の人だけが訪れるお花見スポット」も多くあります。 せっかくの暖かな桜の季節、ご家族やご友人、大切な人と一緒にお出かけしたいですよね。ご紹介したスポット情報を参考に、人混みや密集した場所を避けながら、桜満開の春の京都をぜひ楽しんでください。
また、桜をダイレクトに観賞しながら泊まれる町家宿もおすすめです。町家でゆったりと落ち着きながら、京都の雰囲気を感じるご滞在はいかがでしょうか。

町家の中からお花見できる?!

京都・高瀬川の桜並木をひとり占め!桜舞う大パノラマが広がる町家宿、町家レジデンスイン京都「花篝(はなかがり)」「花衣(はなごろも)」をご紹介します。

詳細はこちら
投稿日: 2022/03/03、 更新日:
カテゴリ:
タグ: , , , , , , , ,
MACHIYA INNS & HOTELS(町家インズ&ホテルズ)は、
京都や金沢の伝統家屋である「町家(町屋)」や古民家をリノベーションした宿泊施設です。
お一人様、カップル、ご家族、グループ、様々なシーンで、日常のようにリラックスしながら、
伝統的な趣ある非日常の空間をお楽しみください。 町家インズ&ホテルズ公式サイト