京都市内から少し足を延ばした場所にある里山「大原」。山に囲まれたこの静かなエリアに、「三千院」はあります。初夏は特に、青もみじの鮮やかな緑が境内全体に広がっており、その美しさは訪れるたびに新鮮な印象を与えてくれます。
三千院には、大きく2つの庭園があります。「聚碧園」は湧き水が池に注ぎ込む池泉式の庭園で、水面に映り込む緑が見事です。もうひとつの「有清園」は広い苔庭が特徴で、木漏れ日がきらきらとゆらめく深い緑が印象的。どちらも趣がまったく異なり、両方をゆっくり歩いて比べてみるのがおすすめです。
有清園をのんびり散策していると、苔の中にひっそりと佇む「わらべ地蔵」に出会います。丸みのある小さなお地蔵様が、青もみじの木陰に佇む光景はとても穏やかで、思わず足を止めてしまいます。写真を撮りたくなるスポットのひとつです。

境内に流れているのは、葉が揺れる音と清流のせせらぎだけ。観光地でありながら、混雑した場所とは一線を画す落ち着いた雰囲気があります。参拝後は、参道沿いのお店で休憩を兼ねて、大原の豆腐料理やしそジュースなど、地元ならではのものが楽しめます。
THE MACHIYA EBISUYAから三千院までは、最寄りのバス停「烏丸松原」で大原行きに乗車し、1時間ほどです。ホテルから日帰りで十分回れる距離ですので、午前中に出発して、お昼を大原でとりながらゆっくり観光するのがおすすめのプランです。