秋の飛騨高山は、一年の中でも最も美しい景色が堪能できるシーズンです。澄み渡る空気の中、街全体が紅や黄金色に染まり、どこを歩いても絵になる風景が広がります。
高山市の中心部を流れる清流・宮川にかかる「中橋」は、この季節の象徴ともいえる存在。朱色の橋と川沿いの紅葉が見事に調和し、水面に映る姿はまるで絵画のようです。昼は青空とのコントラストが鮮やかに、夕方には柔らかな光が橋と木々を包み込み、時間ごとに異なる表情を見せてくれます。
もう一つの人気スポット「飛騨の里」では、合掌造りの家々を背景に紅葉が広がり、里山らしい落ち着いた秋景色を堪能できます。さらに夜には、ライトアップされた紅葉が幻想的な雰囲気を演出。水面や家屋に映る光が揺らめき、昼間とは違った静かな美しさに心を奪われます。
飛騨の里は、高山駅からバスで10分ほどの場所にあります。世界遺産の白川郷まで行く時間が取れない時にも気軽に立ち寄れる、おすすめの観光スポットです。
昼も夜も美しい景色で溢れる秋の高山に、ぜひお越しください。
