
北アルプスの絶景を間近に感じられる「新穂高ロープウェイ」は、標高2,000メートルを超える世界へと誘う人気スポットです。
特に5月から6月にかけては、山々にまだ雪が残りつつ、ふもとは新緑に包まれる、絶妙な季節の移り変わりが楽しめる最高のタイミング。空気は澄み渡り、気温も爽やかで、初夏の心地よい気候の中、壮大な自然美を存分に堪能できます。


日本で唯一の2階建てゴンドラに乗り込み、ゆっくりと標高を上げていくと、視界には雪解け水が輝く谷筋や、若葉が芽吹く森のグラデーションが広がり、刻々と変わる絶景に心奪われます。標高2,156メートルの西穂高口駅に到着すると、そこには広々とした展望台が待っています。穂高連峰や槍ヶ岳の雄姿は、まさに息を呑む美しさ。山頂の空気はひんやりと清らかで、まるで別世界に足を踏み入れたかのような特別な感動が味わえます。
夏本番に向けて賑わう前の今の時期は、比較的人も少なく、静かな絶景を独り占めできるチャンス。「新穂高」までは、高山駅からバスで1時間40分ほど。道中の「平湯温泉」に立ち寄るのもおすすめです!初夏の新穂高ロープウェイで空に近づく特別な体験をぜひ楽しんでください。