Kyoto Column千年の時を超えて受け継がれる、嵐山鵜飼

Post Date:2026/08/18、 Last updated:

京都・嵐山と聞くと、渡月橋や竹林の道など、昼間の風景を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、この地には千年もの歳月を紡いできた、もうひとつの顔があります。それが、夏の夜に大堰川で行われる伝統漁法「鵜飼」です。

鵜飼の歴史は非常に古く、嵐山でこの漁が行われるようになったのは、実に千年前にまで遡るといわれています。一説には、平安時代の清和天皇が、宮廷行事の船遊びとして鵜飼を始めたのがきっかけとも伝えられており、歌人・在原業平ゆかりの逸話とともに語り継がれてきました。当時の貴族たちもまた、篝火に照らされながら鵜が魚を追う様子に、特別な趣を感じていたのかもしれません。

© MACHIYA INNS & HOTELS
嵐山の自然豊かな景色 © MACHIYA INNS & HOTELS

鵜匠が風折烏帽子と腰蓑という装いで海鵜を操り、鮎などの川魚を捕らえていく。その所作は、千年前とほとんど変わらぬ姿だといわれています。川面に篝火が灯される頃、屋形船の上からは炎の揺らめきと鵜の動きをすぐそばで見守ることができます。昼間の観光では味わえない、嵐山のもうひとつの魅力をぜひご堪能ください。

THE MACHIYA EBISUYAからは、徒歩約8分の「四条駅」へ向かい、阪急京都線に乗車。「桂駅」で阪急嵐山線に乗り換えれば、乗り換え1回・阪急線のみで「嵐山駅」まで行くことができます。嵐山駅から渡月橋・乗り場周辺までは徒歩約5分です。

開催期間:2026年7月1日(水)~9月23日(水・祝)
場所:大堰川沿い(北乗り場・南乗り場の2か所)
受付:18:00~ ※当日券は乗り場にて販売されています

Category: